ミッシェル・フーコーの“Qu'est-ce qu'un auteur?”(作者とは何か)と題された論は、難解だが、刺激的だ。 テクストに対する所有制度が制定され、著作権や、作者と刊行者との関係や、復刻・転載権などについて厳密な規則が規定されたとき――つまり十八世紀末…
私見ながら、現代、常識的に考えれば、版元(出版社)が持っている権利は、ある著者の作品を出版するという権利(出版権)だけである。 それは、往々、慣習的に「口約束」で行われる場合もあるが、出版契約に基づいて行われるのが本来である。 しかし、その…
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